こんにちは!岐阜のカーテン屋イロハです!
本日は突然始まった企画、”日本生地探しの旅”について書かせて頂きます。
突然と言いましたが、振り返りかえってみますとイロハのオリジナルカーテンは、これっ!!というものに出会う迄、ひたすら日本各地の生地を探し回りながら生まれたカーテンとなっています。
カーテンとすることが付加価値だと捉え、アパレルや工業用の資材などジャンルレスにヒントを得てカーテンにしてきました。
そのような取り組みを改めて”日本生地探しの旅”と勝手に名づけ始まった企画となります。
今回はその第一弾、福井県越前市にある『山崎ビロード』さんにお邪魔してきました!
1995年にニューヨーク近代美術館に永久保存、2020年には秋の褒章『黄綬褒章』を受賞するなど、ビロード(ベルベット)製織を極められている会社です。
代表取締役 山下祐三さんと山下直通さん(息子さん現26歳)にお会いし、特徴的な魅力のある生地を見させてもらったり、歴史と技術の詰まった工場見学から、親子の話など、お伺いすることができました!(貴重な体験ありがとうございます!)
そんな中、印象的でしたのは事務所のハンガーに並んでいた和紙とコットンで織られているビロード織物を見つけた時でした。
和紙の質感の表情が”毛”で表現され、毛以外に当たるベース(グランド)がコットンの糸で織られており、和紙とコットンが交わりマットな質感にどことなく光沢がある独特な表情を醸し出しており、触ると滑り感がある生地です!
「山崎ビロードさんで作られている。」ことに、価値があり、そこで作られた織物は特徴的な生地で溢れており、いろんなことをひっくるめ改めて惹かれました。
想いがこもった建物に寄り添うカーテンになるように商品化に向けて努めていきます。
最後までご覧いただきありがとうございました!
THE PLAY ・ザ・プレイ